【日光白根山で雪山トレーニング】 ~東京から往復実質640円?!~

【日光白根山で雪山トレーニング】 ~東京から往復実質640円?!~

東京から公共交通機関を利用しての日帰りはなかなか難しい「日光白根山」。車がない場合は、日光や丸沼高原周辺の宿に前泊するのが一般的かと思います。しかし、日程的にも金銭的にもに難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか(私がそうです^^;)。今回は、日帰りスキーバスツアーを利用して往復実質640円で「日光白根山」に挑みましたので、その様子をお届けしたいと思います。車がないけど雪山登山を楽しみたい方、泊まりで登山に行くことが難しい方の参考になれば幸いです。

東京から往復実質640円とは?

今回は「トラベルイン 丸沼高原スキー場バスツアー 5,800円」に申し込みました。これでも十分お得ですが、「全国旅行支援」を利用したので4,640円に。さらに平日2,000円のクーポン券がついてきて実質2,640円。そして、リフト1日券が付いており、日光白根山ロープウェイに乗車することができます。ロープウェイ往復料金は普通に購入すると2,000円かかります。そう考えると、実質、東京から640円で日光白根山の登山口である丸沼高原まで往復できたようなものです!

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スキーバスツアーで目指す「日光白根山」の1日

それでは、スキーバスツアーで行く日光白根山の1日の流れについて、ご紹介させていただきます。

朝6時40分に「新宿都庁大型バス駐車場」で受付。ここに行くには、地上からではなく「新宿西口地下通路」を通って行った方がわかりやすいです。7時10分にバス出発です。

途中「上里サービスエリア」で休憩をとり、10時35分頃、「丸沼高原駐車場」に到着。
インフォメーションでリフト券の引き換えをしました。リフト券と共に、レストランで使える「ソフトドリンク一杯無料券」まで頂きました!

そして、登山者は「登山届け」を記入して提出します。「ココヘリ」の携帯も義務化されているので、ココヘリをお持ちでない方はここでレンタルをする必要があります。私の場合はココヘリに加入しているため、登山届にココヘリIDを記入して提出しました。

「ココヘリ」とは、山岳遭難を対象とした会員制の捜索サービスです。キーホルダー型の発信機をザックに着けておくと、山で遭難し、自力で下山できなくなってしまった場合、通報があればヘリで捜索してくれる、というものです。ソロ登山をしている私にとっては必須アイテムです!雪山登山をする場合に義務化されているスキー場もあるため、入会しておくと安心&お得です!

「ココヘリ」は入会金3,300円、年会費5,500円ですが、今なら3,300円の入会金が無料になる!という「友達紹介キャンペーン」開催中です!もし、興味をもたれた方がいらっしゃれば、以下のボタンからご覧いただき、紹介クーポンコード「56016」を入会申し込みページにご入力いただくと、入会金が無料になります!

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登山開始!

まずは、日光白根山ロープウェイ乗り場へ。スキーヤーで行列になっていますが、ここには並ばず、右端の「空席待ちライン」に向かいます。10分程度並んで、ロープウェイに乗車。

いよいよ登山開始です。この時点で、時刻は11時30分。ロープウェイ下りの最終は15時30分。

今回は、最初からピークハントを目指すのではなく「雪山トレーニングをする!」と考えていたため、13時30分には引き返す!と心に決めて出発です。残雪期とはいえ、標高が高いだけあり、結構しっかりと雪が残っていました。ただ、踏み抜いてしまう箇所もいくつかありました。日差しが出てくると空が青く、木々は白く美しい…。この最高の景色が見たくて、途中まででも良いからと、雪山に来たくなっちゃうんです!

森林限界を超えて、景色が開けてくると同時に風も強くなりました。このような「雪と石・岩のミックス」の道を進みます。トレースがわかりにくく、どこを歩いて良いのか?ちょっと悩みました。

「白根山0.3km」の道標を少し過ぎたところ、標高2530m付近で自分との約束の13時30分になりました。山頂まではあと少しですが、ロープウェイ最終を逃すわけにはいきません。悔しいですが、ここを本日の最高地点として、撤退します。

本日の最高地点からの景色

無事に下山して、「二荒山神社」に参拝。

15時10分。ロープウェイ山頂駅に到着です。下山すると晴れてくるという、登山あるある…。

そして、ロープウェイに乗ります。下りでロープウェイを使用するのは登山者だけですので、すぐに乗れました。

下山後のお楽しみ♪

さて、無事にロープウェイに乗って降りてきた後は、2,000円のクーポンを使ってのお買い物です!

丸沼高原のセンターステーションの売店へ。ここには、なんと、モンベルコーナーがあるじゃないですか!

ここで購入したものは、絶対に登山で使用する「ジェットボイルのガス缶 2缶」と「ガパオ リゾッタ 2個」。これで2,080円。数あるリゾッタの中で「ガパオ」を選んだのは、「たんぱく質 15.3g」と、他のリゾッタよりも圧倒的に「たんぱく質量」が多かったから!

そして、「ソフトドリンク1杯無料券」を利用して、レストランでコーラをいただきました!ちなみに、このセンターステーションでは瓶のコーラが200円で販売されています。これを見て、コーラが飲みたくなっていたので、ラッキーでした!

東京に帰ります

丸沼高原スキー場を16時30分に出発。バスが動き出して10分後にはもう爆睡。途中18時過ぎに上里サービスエリアで休憩するまで一度も起きずzzz。バスの中でゆっくりと休めるのもバスツアーの良いところです。首が疲れるので、今度はネックピローを持って行こうかと思います。登山に使用しないものはバスの中に置いて行けるので。

上里サービスエリアでは、飲み物は買わず「ティーサービス」で無料の玄米茶をいただきました。そして、地元野菜のコーナーがあり、ブロッコリーが100円とお安かったのでお買い物して帰りました。新宿西口に19時50分頃、到着でした。

今回の登山にかかったお金

  • トラベルイン 丸沼高原スキー場 日帰りバスツアー(ロープウェイ代込み)4,640円
  • 自宅から新宿までの交通費 往復 約800円
  • モンベルコーナーでお買い物(2,000円オーバー分) 80円
  • (ブロッコリー 100円・・・これは食費)
  • 費用合計 5,520円

今回のまとめ

ヤマレコでの記録はこんな感じです。

今回のスキーツアーに申し込むにあたり、事前にヤマレコ で登山計画を立てていました。15時30分までに下山という時間制限がある中で、ピークハントは難しいだろうと考え、13時30分になったら絶対に下山すると決めていました。山頂まであとちょっとの所で残念でしたが、安全に下山することが一番です。しかし、思っていたよりも雪も多く、意外と上の方まで登ることができました。急登あり、トラバースあり、雪と岩のミックスの箇所ありで、12本爪アイゼンを装着しての良い雪山トレーニングになりました。