【屋久島】宮之浦岳縦走 ソロ登山 にアラフィフ女子がチャレンジ!その①

【屋久島】宮之浦岳縦走 ソロ登山 にアラフィフ女子がチャレンジ!その①

日本初の世界自然遺産登録地である「屋久島」。「縄文杉」や「白谷雲水峡」などを見たくて、いつかは行ってみたい!と思っていました。そして登山が趣味となった今、日本最南端の百名山である「宮之浦岳」に挑戦したい!だったら、少しでも若いうちに行っておいた方が良いのでは?と、今回、思いきってソロで「淀川登山口〜黒味岳〜宮之浦岳〜縄文杉〜白谷雲水峡」と、3日間かけての縦走登山にチャレンジしてきました!もちろん、「なるべくコスパ良く」行くことができる工夫もしております。今回は、1日目、2023年7月26日(水)のレポートです。

羽田空港から屋久島空港へ!

今回は、飛行機を乗り継いで屋久島に向かいます。

今回の屋久島行きは5月上旬に、「この日程で夏の休暇を取ろう」と決めて飛行機を予約しました。そのためJAL公式HPの「スペシャルセイバー乗継」で、羽田空港から屋久島空港まで、消費税等込みで27,320円で予約することができました!夏休み期間としてはお安く取れたのではないかと思います。

JALの「スペシャルセイバー」は「予約機期限が搭乗日の28〜75日前」ですが、早めに予約が埋まってしまうことがあります。また、「予約変更不可」であるため注意が必要です!

早めに予定を入れられない場合や、予約変更ができず心配な場合は、比較サイトを利用して格安航空券で行くのが無難でコスパが良いかと思います。

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羽田空港8:05発 JAL便 〜鹿児島で飛行機乗り継ぎ〜 屋久島11:10到着

JALの乗り継ぎ便を選んで良かったと思ったのは、鹿児島空港での搭乗手続きが不要で乗り継ぎがスムーズだったことと、預けた荷物を屋久島空港まで運んでいただいたこと。万が一、遅延があったとしても安心です。

羽田空港で保安検査を受けた後は「パワーラウンジ」という、ゴールドカードがあれば無料で使うことができるラウンジで、飛行機を見ながら優雅にお茶をします^ ^
Wi-Fiも使えるし、充電ができるコンセントもあります。

屋久島空港に到着後は、空港から外に出たバスロータリーの隅にある「観光案内所」へ。
ここで、使いかけのバーナー用のガス缶を無料でいただくことができました!空港の売店にも売っていますが、使いきれないだろうし、帰る時に飛行機に乗せて持ち帰ることができません。節約もできるし、軽量化もできますね。

そして、宮之浦岳へ向けての泊まりの入山料2,000円をお支払いし、「杉の木札」をいただきました。

「安房」で地元グルメ!

屋久島空港を11:38の「栗生橋行き」のバスに乗って「安房港」で下車。そばにある「Aコープ」というスーパーで「ミックスサラダ(100円)」「鹿児島の朝」という惣菜パン(1個98円を2個)、そしてお惣菜コーナーにあった「さつま揚げ(2個で200円)」を購入。

このショッピングセンターの中に「Aコープ」があります!

その後、「安房」バス停まで歩き、観光案内所の方おすすめのバス停すぐそばの「レストランかもがわ」さんで「飛魚の唐揚げ定食」1,300円をいただきました!

「飛魚の唐揚げ」は、羽の部分はサクッとおせんべいのよう!そして、身はクセがなく、あっさりとして美味しい!副菜の「さつま揚げ」は、肉厚でちょっと甘め、揚げたてでプリッとして最高でした!

屋久島の地元グルメを満喫した後は、安房バス停を13:38発の「紀元杉行き」のバスに乗って終点の「紀元杉バス停」に14:37到着。バス停から少し戻って「紀元杉」を見てから、ゆっくりと登山口まで歩きます。

「紀元杉」 階段を下って幹の周りを一周することができます。

「淀川登山口」に到着!登山スタート

紀元杉から40分程度歩き「淀川登山口」に到着。ここで、登山靴に履き替え、パッキングを整え、トイレに行ってから登山スタート!

淀川登山口トイレ情報:水洗トイレで臭いはありません。トイレットペーパーあり。女子トイレには更衣室もありました。無料です。

淀川登山口から淀川小屋は危険なところもなく、森の中を気持ちよく歩けました。

登山口に入ってすぐから屋久島らしい景色を見ながら歩ける!

「淀川小屋」に到着!

40分ほど歩いて、16:38頃「淀川小屋」に到着しました!

「淀川小屋」の水場

小屋から「水場」の表示がある方向に進みます。歩いて1分程度。この川が「水場」です。

川の水を直接飲むのは衛生面で不安があるので「カタダイン Be Free」という浄水器を使って浄水をしてから、水をプラティパスに移します。口が広いソフトボトルなので、川の水も汲みやすかったです!

ちなみに「新高塚小屋」までの登山道、地図を見ると「水場」があるのですが、その付近を探しても水場を見つけることができませんでした。心配でしたら少し多めに汲んでおくと良いかと思います。

「淀川小屋」の中

外はまだ明るいのですが小屋の中は暗く、ヘッドライトをつけて小屋の中に入ります。小屋の中には誰もおらず、「今夜はここに一人で泊まるのかな…」と、少し不安になります。

しばらくすると、関西から来られたお母さん(70代とのこと!)と息子さん親子が来られました。ホッとしました〜(^^;)。お母さんとおしゃべりをしながら、楽しい時間を過ごすことができました。

夕方遅くなると、雷雨+豪雨になりました。テント場はこんな感じ。水たまりのようになっています。小屋に泊まらせていただき、ありがたいです。ちなみに小屋の中の気温は20℃くらい。暑くも寒くもなく、ちょうど良いです。

20時過ぎにもう1組、小屋に入られました。雨に打たれて大変だったようで、衣類を小屋の外に干していらっしゃいました。この日に淀川小屋に宿泊したのは、私を含めて3組でした。

「淀川小屋」のトイレ

登山トイレ1つと、携帯トイレブース2つ。私は携帯トイレブースを使いましたが、臭いもなく快適でした。トイレットペーパーはなし。

登山トイレは「ボットン」で、お母さん曰く「臭いがキツくて、鼻をつまみながら入った」とのことでした。

私は、事前に楽天で「BOS 非常用トイレ(Bセット)」を購入して、5回分を持って行きました。屋久島で購入すると2個で720円のようですので、事前に購入する方がコスパが良くお得!汚物袋のサイズもちょうど良かったです。しかも、「BOS」という防臭袋が軽量なのに本当に臭わないのでオススメ!
余った携帯トイレは次の山でも使えますし、自宅に置いておけば非常時も安心です!

「屋久島の避難小屋」で寝るときの注意!

20:30頃、就寝の準備をします。

「小屋の中では、ヤクシマヒメネズミが出るので 食べ物はザックの中に入れてください」との貼り紙がありました。
私は「モンベル ガベッジバッグ(本来はゴミを入れるものです)」に食品を入れて、食べ物の匂いをシャットアウトした上で、ガベッジバッグを寝床の上のすずらんテープに吊るしてから寝ました。そのおかげか、ネズミには会わずにすみました。

<1日目 終わり>

【屋久島】宮之浦岳縦走 ソロ登山 にアラフィフ女子がチャレンジ!その②に続きます。