2024年7月28日(日)から7月31日(水)までの3泊4日で鹿児島遠征登山に行ってきました!山も酒もグルメも満喫できる鹿児島。前回は、1日目の「栗野岳登山と鹿児島中央駅付近のコスパの良いグルメ」についてお伝えしました。今回は2日目の「開聞岳登山と指宿観光」についてお伝えします!
2日目 開聞岳登山
1日目は鹿児島中央駅近くのビジネスホテルに泊まり、2日目の朝、鹿児島中央駅を6:20発のJR指宿枕崎線 各停 に乗車。途中、山川駅で乗り換え、開聞駅まで行きました。開聞駅には7:57に到着しました。
まずは、開聞駅からすぐの「指宿市役所開聞庁舎」に行きました。市役所はまだ開いていない時間でしたが、正面入り口右側の守衛さんがいる窓口に声をかけて、市役所の中の荷物を預けるロッカーに案内していただきました。ロッカーは機内持ち込みキャリーケースが入る大きさで無料で使用させていただけます。私は事前に指宿市役所開聞庁舎に電話して、お願いをしておきました。
開聞岳の登山道入口に向かうまでの道からの眺めも最高!これから登れることにワクワクしています。
それでは登山開始です。この日は快晴で鹿児島の最高気温は37度予報でした。
登山道のほとんどは樹林帯で日差しは遮られていましたが、熱帯らしいムシムシとした暑さがありました。熱中症にならないように5分おきくらいに3口ずつなど、こまめに水分を取りながら登りました。ほぼ標高0mの所からスタートし、熱帯のジャングルのような中をず~っと登り続け…暑すぎて服から絞れるくらいの大量の汗をかきました。
暑さも大変でしたがそれよりも大変だったのはアブの多さ!アブにずっと付きまとわれて、服(黒は避けて、ピンクにしていたのですが)にも付いたくらい!幸い、刺されずにすみましたが、ハーブの虫よけスプレーをして、オニヤンマ君もつけていましたが、全く効果はありませんでした。
そして、苦労してやっとの思いで山頂へ…
山頂からはの絶景!この日は霞んで見えませんでしたが桜島、そして反対側には屋久島が見えます!
絶景を見ながら行動食を、と思いましたが、暑すぎてくたばってしまい、何も口に入れられませんでした(T_T)
下山後に、登山道入口にあるベンチで山頂で食べる予定だったパンを食べました。このパンは前日に鹿児島中央駅近くのイオンのパン屋さんで買ったのですが、100円位。鹿児島はコスパが良い食べ物が多いなあ!卵はたんぱく質も摂れて、登山後には最適です!
実は、下山後に登山口から右に進んだ方向にある「皆楽来(みらくる)」という蕎麦屋で蕎麦を食べようかと思っていました。が、ここでパンを食べたため今回はパスしました。
「日本最南端の駅」と「長崎鼻」へ
開聞岳下山後は指宿市役所開聞庁舎でトイレをお借りして、荷物を回収してから、14:23発の電車に乗車。そして日本最南端の駅「西大山駅」で下車しました。
西大山駅からすぐの所にある「かいもん市場 久太郎」に行き、まずは「マンゴージェラード」400円を食べて休憩。このマンゴージェラードは濃厚でものすごく美味しい!この美味しさで400円は安い!と思ったくらい!疲れた体がよみがえりました。このお店は漬物を多く取り扱っておりました。お漬物も安くてコスパ良く、自分用と家族のお土産用に購入しました。
その後、レンタサイクル600円を借りて、「長崎鼻」までサイクリングです。駅前には「幸せを届ける黄色いポスト」があります。
長崎鼻に向かう道は、南国っぽくて、開聞岳も見ることができて楽しい!
長崎鼻に着いた後は、海の方まで降りてお散歩。「海と開聞岳」という絶景が見られました。
自転車で西大山駅まで戻り、16:56のJR線に乗車して指宿駅で下車しました。
指宿の人気の宿「民宿たかよし」さんに宿泊
そして歩いて、今夜のお宿へ。
この日は「指宿」にある超人気の温泉宿「民宿 たかよし」さんに宿泊。楽天トラベルで一泊夕食付6,700円です!7月末の宿泊でしたが人気のお宿なので、日程が決まった5月にすぐに予約をとりました。
通路には家庭用の大きな冷蔵庫(コンビニで購入したビールを冷やせる)、レンジ、コーヒーコーナーなどがあります。トイレと洗面は共用でしたが、清潔に保たれています。部屋にはベランダがあり、洗濯物が干せるロープもありました。温泉のお風呂が2つ、1人用と家族用があります。私は1人用に入りましたが、足を伸ばせて気持ちよい温泉でした。
そしてお楽しみの夕食!地元の食材を吟味した郷土料とのことで、小鉢・地魚お造り・県産豚のしゃぶしゃぶなど。どのお料理も絶品!特にさつま揚げは揚げたてフワフワ(*^-^*)。焼酎のお値段がお安いのもありがたい!こんなに豪華な夕食がついて一泊6,700円で本当に良いの?と思ってしまうくらいでした。
宿の方の人柄も温かく、「おもてなしの心」を感じられる、本当に良い宿でした。この宿に泊まるために、また開聞岳に登りたい!と思ってしまうほどです。指宿の良質な温泉と、美味しい食事、焼酎に癒され、ゆっくりと休むことができました。
2日目の「開聞岳登山」を振り返り・・・
暑さにやられてしまった・・・
前述したとおり、この日の気温は37℃!開聞岳は標高924mの低山で、しかも登山口の標高はほぼ0mなので暑い中、900mも標高を上げなければなりません。熱中症になってしまう可能性があるので、夏は避けた方が無難なのでは、と思いました。今度行くとしたら、西大山駅から菜の花と開聞岳の絶景が見られる2月頃が良いなあと思いました。
アブの多さに懲りてしまった・・・
暑さも大変でしたが、アブが多すぎて危険だと思いました。刺されそうだし、アブに気を取られて転倒しそうにもなりました。そういう意味でも、開聞岳登山は夏は避けた方が良いと思いました。
アブに懲りた私は、東京に帰ってからこれらの服を購入しました。
このミレーのシャツは、いやな虫が接触すると嫌がる接触忌避剤ペルメトリンを後加工した素材 「インセクトバリヤー®」を採用しているシャツです。天然の忌避剤の成分と類似した構造のため、肌にも安心とのことです。
購入後に実際に着て登山しました。長袖Tシャツの方は、とても涼しくて夏の登山着としても普通に快適!アブや蜂がいる山でも、服に虫がつく、ということはありませんでした。シャツの方は、Tシャツよりは厚手なので秋口の登山に使用しました。秋に蜂が飛んでいる山に行きましたが、この服のおかげで安心していられました。
鹿児島遠征3日目については、また次回お伝えいたします!
☆鹿児島遠征1日目の記事はこちら!